『フード・ラック!食運』短評

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フード・ラック!食運

© SHOCHIKU

能界屈指の食通として知られる「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモンの初映画監督作品。

主人公・良人役で「EXILE」「三代目J Soul Brothers」パフォーマーのEXILE NAOTOが主演。物語のキーパーソンとなる新人編集者・静香役で土屋太鳳が共演する。良人の母で「根岸苑」店主の安江をりょうが演じるほか、石黒賢松尾諭寺脇康文白竜東ちづる矢柴俊博筧美和子大泉洋大和田伸也竜雷太ら実力派やベテラン俳優が多数出演!

STORY

人の・安江がひとりで店を切り盛りしている焼肉店「根岸苑」は、他界した夫が遺してくれた唯一の形見だった。
女手ひとつで店を切り盛りし、息子を育てながら、愛情込めた手料理をふる舞うことが安江にとって幸福な時間であり、
良人にとっても美味しい手料理を食べることが何よりも至福の時だった。

人々に愛されてきた「根岸苑」だったが、人気グルメ評論家・古山が書いた事実無根の記事により客足は激減してしまう。
少しずつ活気が戻り始めた頃、忙しく働き続ける安江に構ってほしい一心で起こした良人の行動で、 間もなくして安江は店を閉じることを決めたのだった・・・。

それから18年後、家を飛び出し、うだつがあがらないフリーライターとして働く良人は、ある時、編集者の竹中静香とともに“本物“だけを集めた新しいグルメ情報サイトの立ち上げを任されることに。

第一弾のテーマは因縁の「焼肉」!?
引き受けることを決めたものの、仕事に苦悩していた良人に疎遠になっていた安江が倒れたとの報せが届く。

病床の安江に会う覚悟が出来ないまま、取材で訪れた名店の先々で懐かしい「根岸苑」の味と出逢い、“食”を堪能し、“人”との繋がりの中で母の想いを知り、良人の中で変化が起きていく…。

短評

本作を鑑賞させていただいたが、まずはなんと言っても土屋太鳳の溢れんばかりの魅力に目を奪われる。
肉映画ということは、もちろん食事シーンが大量に用意されているのだが、数多あるシーンの全てで彼女の豪快な食べっぷりを見ることができる。
これまで数多くの作品に出演した彼女が今回挑む演技ジャンルは、まさに「食事」喰って喰って喰いまくる!
正面から、横から、斜めからとアングルも様々で、時に豪快なカットも挟まれたりと、監督が肉の焼き方以外に食べ方にも、独自のルールを持っていることが窺える。その監督の拘りに見事に乗っかるのが女優・土屋太鳳なのだ!
普通であれば恥ずかしがってしまったり、躊躇ってしまいそうな大きな口を開けて一口で肉を頬張るシーンも全力で挑んでいる。

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土屋太鳳のファンであれば間違いなく幸せな2時間になることだろう…

予告

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映画館でこの肉の焼ける音を堪能できるのだから空腹時の鑑賞はくれぐれも注意!(逆に空腹時に観るのも一つの楽しみ方か?!)

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この記事を書いた人

関西を中心に映画観てます。
映画ブログのような存在を目指して細々と運営しようかなと思ってましたが、語彙力のなさと映画観る時間を優先したくて更新のめんどくささに挫折。
気分が向いた時に猿でもわかる内容をモットーに投稿してます

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