『STAND BY ME ドラえもん2』短評

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INTRODUCTION

014年に公開され、日本中を感動の渦に巻き込んだ『STAND BY ME ドラえもん』。
「ドラえもん」初の3DCGアニメーションによる映像や、泣ける感涙ストーリーが話題となり、興行収入83.8億円を突破する大ヒットを記録しました。そして、あれから6年──
ドラえもん50周年記念イヤーである今年11月20日に、ついにその続編が公開となります!

(C)Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

本作を手掛けるのは、前作に引き続き、監督:八木竜一×脚本・共同監督:山崎貴の名コンビ。原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」をベースに、新たなオリジナルの要素を加えてストーリーを再構築。前作で描かれた「のび太の結婚前夜」の翌日である結婚式当日を舞台に、まだ誰も見たことがない、<のび太としずかの結婚式>を描きます。

短評

過去現在、そして未来が交差する、所謂タイムトラベルモノであるのだが、老若男女問わず愛される『ドラえもん』シリーズ。

家族向けでもあるため、時間モノに普段馴染みがない方でも理解しやすいよう丁寧に作られているのは好印象。
いわば時間系入門編。…というより、我々の時間に対する概念は、幼い頃からのドラえもんの積み重ねとBTTFで構成されてると云っても過言ではないのだろうか。序盤から繰り広げられるお手本のような伏線回収の数々は清々しさまである。

ディズニーやピクサーのアニメーションと同じ値段で鑑賞すると考えると、少々安っぽさは残るとは思うのだが、制作側も承知の上で挑んでいると思うので、世評に負けじと本作のような国産の3DCG作品は映画業界の今後を考えてもどんどん世に放たれるべきではある。

『STAND BY ME ドラえもん2』が公開され数日が経っているが、ネット上では批判の声が続出している。
批判の内容自体は様々で、そもそも監督が嫌いな者だったり、邦画でIMAXを使用することへの反感であったりするのだが、批判投稿をしているユーザーのアカウントをみているとTwitterでは恐らくほとんどの人が鑑賞していない
物を創造するクリエイター達にとって、汗水流して作り上げた作品は我が子のように愛おしいはずだ。

食べてすらいない料理を「まずい」と扱き下ろして許される世界がないように、映画も同様で、鑑賞する前から文句だけでは文化そのものが発展しない悪循環に陥る。鑑賞した上で、どこが不満だったかを語らうのは価値のあることではあると思う。


(C)Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

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この記事を書いた人

関西を中心に映画活動をしております。
気づけば映画業界に片足突っ込んでいる状態でした。
映画メディアと映画ブログの中間のような存在を目指して細々と運営しようかなと思っております。
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